フランスの市民教育研修(Formation Civique)4日目|最終日の内容・テスト・美術館見学を紹介

こんにちは、地方在住のちびです!

今回は、いよいよ市民教育研修最終日、9/11に行ってきたので、その様子をお伝えします。

気が付けばあっという間の最終日。
研修が始まってから、もう1か月近くも経ったのかと思うと感慨深いものがありますね。

1日目、2日目、3日目の様子が気になる方は、ぜひご覧ください。

ということで、今回も9:00スタート!

と言いたいところですが、

なんと、9:00になって職員の方が衝撃の一言。

「前回までの3日間で教育プログラムは全て終わっています。」

えっΣ(・□・;)

午後に美術館に行くとは聞いていたけれども!え!?

「ですので、今日は復習やテストの内容の確認、OFIIのプチテストを行い、午後は美術館に皆で行きます!」

いや、なんやねーん。

最終日、そろそろ私はテストも受けなければいけないので、出たものは全て覚えるつもりで臨んでいたのですが・・・

出鼻をくじかれた気分でした(笑)

Mises en situations

ということで、今までの復習がてら、シチュエーションでのちょっとした問題が出されました。

ちなみに、内容はこんな感じでした↓
(全部日本語ですがごめんなさい、完全に気を抜いていました(笑))

場面回答
夫婦の描写。妻は働きたいが、夫は拒否している。夫はNOという権利はあるが、禁止することはできない。
就職面接。面接官が受験者に対して、自己紹介として家庭や健康状態について聞いている。法律で聞いてはいけないとされている。
(ハンディがある場合でもCVに書くかは自由で、面接の際に伝える必要はない。)
役場。利用者が女性の担当者は嫌だと拒否している。公共サービスのルールは変更できない。
(全ての公共サービス、学校や病院等も同様。)
あなたはレストランのオーナー。レストランの客が目に見える宗教サインをしていたので、入店を拒否し、さらに拒否する看板を掲げた。レストランは公共空間と言えるので、入店拒否は差別につながるのでダメ。拒否することはできない。


Examen Civiqueについて

その後、Examen Civiqueについて解説してくれました。

アフガニスタンの方は受験不要でしたが、私以外にも何人か受ける人がいたので、「質問があればすぐに聞いてください。何でも答えます」という感じでした。

職員の方が「あなたは何年用の滞在許可証?」と一人一人に聞いていましたが、

私ともう一人以外は、ほとんどの人が10年用の滞在許可証を申請する人か、帰化を予定している人でした。

・・・どうりで。フランス語が皆さん堪能でいらっしゃるわけですね(;’∀’)

取得するビザ必要なテスト
複数年(CSP)A2+Examen Civique
10年(CR)B1+Examen Civique
帰化(Nationalité)B2+Examen Civique+県庁での面接

※ただし、この情報は2026年9月現在のものです。2027年には大統領選挙も予定されているため、今後制度が変更される可能性もあります。最新の情報は、必ず公式サイトなどで確認してください。

ビザ取得後は、更新の際はExamen Civiqueや語学テストは不要だそうですが、自動更新ではないのと、別のビザになる際は上記のテストが必要になると説明してくれました。

つまり、初回の複数年のビザ用で市民テストを受ければ、次のCRまでは必要がありません。

Examen Civiqueは70€で、45分間で行われるそうです。

ただし、テストの登録は自分で行わなければなりません。

私はこちらのサイトから、自分の住んでいる住所を入力し、近い地域で探しました。(METZにお住まいの方はココが実施回数が多いのでお勧めです。)

テストは不合格でも、何度でも繰り返し受けられます。(申請中でも受けられるそうです)

え、申請中でも受けられるってことは・・・?

ここでちびがずっと気になっていた質問

ちび
ちび

万が一、申請までに市民試験や語学試験が受からなかった場合は、もうフランスにいられなくなりますか・・・?(´;ω;`)

職員
職員

万が一受からなくても、1年で申請出来ますよ。
3~4回ぐらいはできるはずだったと思うけど、何年かは詳しくは分からないです。
なので、それまでには合格はしないといけません。

ちび
ちび

ホッ。
え、でも私の申請の画面には複数年への更新案内しか出てこないんですけど・・・

職員
職員

複数年の更新の案内のところで、万が一受からなかった場合は、書類を付けずに申請したら、基本的には処理する方が1年になるか複数年になるか判断してくれ、最終的に1年になります。

あ、なんだ良かったー!

もうちびは更新申請期限まで1か月を切っているので、それを聞けて一安心です。

とりあえず、何とか申請期限までにテストに合格できるように頑張りますが、もし間に合わなかった場合でも1年はもらえると分かって、少しホッとしました。

ただ、2027年には大統領選挙も予定されているので、今後また制度が変わる可能性を考えると、今のうちに受かっておいた方が良いことには変わりないですね(;’∀’)


Examen Civiqueは市民教育公式ウェブサイトに、公式の質問リストが載っており、そこから全部テストに出るそうです。

ただし、CSP、CR、帰化ではそれぞれ出題される質問の難易度が異なり、
CSPが一番簡単になっているそうです。

また、帰化の場合はサイトが異なり、ministere de l’interieurのサイトから質問内容を調べることができるそうです。


ついでに、話の流れで語学試験の説明もしてくれました!

語学試験は、「DELF、TCF、TEF」のいずれかの試験を受け、必要レベル以上を習得する必要があるそうです。金額は135€~180€程かかるそうです。

私は最初、DELFだけだと思っていたので、試験日程がなかなか見つからず、探すのに苦労しました。

しかし、TCFやTEFも選択肢に入れて調べてみると、意外と定期的に試験が行われていることが分かり、万が一不合格だった場合でも安心です。

また、不合格だった場合は、試験によって再受験までに空けなければならない期間が設けられています。そのため、できるだけ早めに一度受験しておくことをおすすめします。

また、

DELFは国際的に認められている試験で、合格すれば資格は生涯有効なのだそうです。

その分、TCFやTEFよりも少し難易度が高くなっているとのこと。

一方で、

TCFとTEFは2年ごとに更新が必要で、主に居住許可証の取得・更新などのためにフランス語力の証明が必要な方に向けた試験なのだそうです。

そのため、職員の方からは、

「フランス語に自信がある方は、ぜひDELFを受けた方がいいですよ」

とおすすめされました。

……が、私には何せ時間がないので!!

そして、そこまで語学力にも自信がないので(笑)

今回はTCFかTEFを受ける一択ですね(笑)

ちなみに私の場合は、OFIIから紹介された語学アプリで自分の住んでいる場所を検索し、そこから近い試験会場と、受験しやすい日程を選びました。

(参考サイトはこちらです→TEF IRN:https://www.lefrancaisdesaffaires.fr/candidat/test-evaluation-francais/tef-irn/inscription/、TEF,TCF IRN:https://www.alipfrance.com/tcf-tef-irn-integration-residence-nationalite/、TCF:https://www.france-education-international.fr/centres-d-examen/carte?type-centre=tcf、TCFストラスブール:https://www.stralang.com/fr/examens/tcf-integration/?utm_source=chatgpt.com、DELF,TCF:https://dafpic.ac-nancy-metz.fr/langue/site_cel/)

私の場合は、市民試験と同じ会場でTEFの試験も頻繁に行われていたので、そちらを利用しました。